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消費性向の高い1都3県エリアとワイン消費性向ランキングを、推計消費支出データ・居住者プロファイルデータから紹介します。

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お酒の消費性向から見る地域特性・駅・路線沿線ランキングBEST10

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お酒の消費性向から見る地域特性とは

「この地域はビール派よりも発泡酒派が多いのでは?」
「ワイン・ウイスキーは郊外よりも都市部で飲まれる傾向にあるのでは?」など、
お酒の消費について、個人の嗜好性だけでなくその地域の富裕度や家族構成などのエリア特性が少なからず影響していると言えます。

『お酒の消費性向から見る地域特性・駅・路線沿線ランキング』では、ビール・発泡酒・ワイン・清酒・焼酎・ウイスキーの酒類6品目の内、どの品目にお金を支出する傾向にあるのかを独自に分析、「エリアプロファイリング別消費性向」と「駅・路線ランキング」を作成しました。

酒類消費性向およびINDEX表

名称 酒類消費性向 INDEX
ビール 発泡酒 ワイン 清酒 焼酎 ウイスキー ビール 発泡酒 ワイン 清酒 焼酎 ウイスキー
中流階級 32.9% 19.5% 6.3% 14.3% 16.9% 3.3% 1.000 1.046 0.822 0.971 1.079 1.032
郊外ブルーカラー 32.8% 19.8% 5.3% 14.9% 17.6% 3.0% 0.997 1.061 0.692 1.015 1.120 0.952
工場勤労者 32.9% 19.5% 5.0% 15.3% 18.0% 2.9% 0.999 1.048 0.645 1.040 1.144 0.921
活気が無くなった
工業地
32.8% 19.8% 4.8% 15.3% 18.0% 2.9% 0.996 1.066 0.629 1.038 1.146 0.916
多国籍勤労エリア 32.9% 19.3% 6.4% 14.9% 16.6% 3.1% 1.000 1.037 0.830 1.012 1.056 0.980
ガテン系
ニューファミリー
32.9% 19.6% 5.6% 15.1% 17.2% 3.1% 1.002 1.051 0.721 1.028 1.096 0.961
田舎の農村 32.8% 19.6% 5.2% 15.3% 17.7% 2.9% 0.997 1.051 0.676 1.039 1.129 0.928
農産物の名産地 32.7% 19.4% 5.3% 15.3% 17.7% 2.9% 0.995 1.044 0.683 1.037 1.130 0.922
農業、漁業以外に
産業がない町
32.6% 19.9% 4.6% 15.2% 18.5% 2.8% 0.990 1.067 0.602 1.031 1.182 0.884
工場もある農村 32.7% 19.9% 4.5% 15.3% 18.3% 2.9% 0.994 1.070 0.589 1.042 1.167 0.903
活気が無くなり
つつある農村
32.7% 19.9% 4.6% 15.3% 18.3% 2.9% 0.995 1.069 0.594 1.040 1.164 0.908
近郊富裕層 32.9% 18.4% 8.3% 14.6% 15.3% 3.2% 0.999 0.989 1.074 0.991 0.973 1.010
下町富裕層 32.7% 18.0% 9.4% 14.7% 14.4% 3.3% 0.995 0.967 1.222 0.997 0.919 1.032
新興富裕層 33.0% 18.0% 8.7% 14.8% 14.9% 3.2% 1.004 0.969 1.125 1.004 0.947 1.012
都会のセレブ 33.0% 17.5% 9.3% 15.0% 14.5% 3.3% 1.002 0.942 1.207 1.016 0.922 1.033
念願のマイホーム 32.9% 19.3% 6.4% 14.8% 16.6% 3.1% 1.000 1.037 0.826 1.006 1.060 0.975
都市型低所得層 32.8% 18.8% 8.0% 14.5% 15.4% 3.3% 0.997 1.011 1.041 0.984 0.984 1.024
近郊ニューファミリー
(低所得)
32.9% 18.7% 8.1% 14.4% 15.4% 3.2% 1.000 1.007 1.047 0.980 0.982 1.011
近郊ニューファミリー
(高所得)
32.9% 18.8% 7.6% 14.5% 15.8% 3.2% 1.000 1.008 0.985 0.987 1.004 0.999
社宅住まい 32.9% 18.3% 7.8% 14.9% 15.7% 3.2% 1.001 0.982 1.009 1.011 0.999 1.014
都市型
ニューファミリー
32.9% 18.9% 7.1% 14.7% 16.2% 3.2% 1.001 1.013 0.920 0.995 1.032 1.001
インテリタウン 33.0% 18.5% 7.9% 14.6% 15.5% 3.2% 1.003 0.994 1.031 0.989 0.986 1.009
田舎の老夫婦 32.6% 20.1% 4.3% 15.2% 18.8% 2.8% 0.990 1.077 0.564 1.035 1.198 0.879
子育てを終えた
郊外型家族
32.8% 19.8% 5.0% 15.3% 17.8% 2.9% 0.997 1.061 0.648 1.036 1.137 0.924
近郊型老夫婦 32.8% 19.8% 5.0% 15.1% 18.0% 3.0% 0.996 1.061 0.650 1.027 1.146 0.928
過疎 33.0% 19.3% 6.2% 14.8% 16.9% 3.0% 1.002 1.034 0.805 1.005 1.078 0.959
豊かな田園暮らし 32.9% 19.2% 6.9% 14.4% 16.4% 3.2% 1.000 1.029 0.890 0.980 1.045 1.000
田舎での隠居暮らし 33.0% 19.2% 6.6% 14.6% 16.6% 3.2% 1.003 1.029 0.851 0.992 1.057 1.009
活気がなくなった
農村
32.5% 19.8% 4.2% 15.5% 19.1% 2.7% 0.988 1.063 0.542 1.053 1.218 0.844
山奥の
ブルーカラー
32.6% 19.6% 4.5% 15.5% 18.8% 2.7% 0.990 1.051 0.585 1.051 1.200 0.861

※発泡酒にはビールアルコール飲料を含む

酒類 消費性向INDEX MAP

ビール・発泡酒・ワイン・清酒・焼酎・ウイスキーそれぞれの消費性向INDEXを地図上に表現したのが下記の消費性向INDEX MAPです。

【地図凡例の見方】
地図凡例
ピンク色・赤色(INDEX:1.05以上)=その品目に支出する割合が他のプロファイルに比べて高い
緑色(INDEX:0.95以上~1.05未満)=およそ平均
水色・青色(INDEX:0.95未満)=その品目に支出する割合が他のプロファイルに比べて低い

ビール消費性向INDEX MAP

ビール消費性向INDEX MAP

発泡酒・ビール風アルコール消費性向INDEX

発泡酒・ビール風アルコール消費性向INDEX MAP

ワイン消費性向INDEX

ワイン消費性向INDEX MAP

清酒消費性向INDEX

清酒消費性向INDEX MAP

焼酎消費性向INDEX

焼酎消費性向INDEX MAP

ウイスキー消費性向INDEX

ウイスキー消費性向INDEX MAP

酒類の消費性向をMAPで確認すると、品目毎に地域特性が異なるのが一目でわかるかと思います。

「ビール」「清酒」の地域特性はあまり見られない

「ビール」と「清酒」については、1都3県ほとんどの地域が緑色となっています。
これは、どの地域も全体平均と差がほとんどなく、地域特性はあまり見られないということを表しています。

「発泡酒・ビール風アルコール飲料」「焼酎」は郊外の消費性向が高い

続いて、「発泡酒・ビール風アルコール飲料」ですが、都心の一部で青色が目立ち、中心部は緑、郊外になるとピンク色になっています。
これは、都心の一部では「発泡酒・ビール風アルコール飲料」よりも他の品目に支出する割合が平均よりも高く、郊外では逆に「発泡酒・ビール風アルコール飲料」に支出する割合が平均よりも高いという事が言えます。

「焼酎」も「発泡酒・ビール風アルコール飲料」に似た地域特性を表していますが、「発泡酒・ビール風アルコール飲料」よりもその傾向が強調された形と言えます。

居住者プロファイリング別の「発泡酒・ビール風アルコール飲料・焼酎消費性向INDEX」を見ると、「工場勤労者」「活気がなくなった工業地」といった郊外工業地型や、「農業、漁業以外に産業がない町」「工場もある農村」といった首都圏農村型、「田舎の老夫婦」「活気がなくなった農村」「山奥のブルーカラー」といった田園都市型・郊外の農工業型プロファイルのスコアがプラスになっています。
これらのプロファイリングは、年収・貯蓄特性は低く、年齢層は比較的高め、持ち家・一戸建て比率が高く世帯人数が多い傾向にあることから、比較的お求めやすい商品特性と、世帯の胃袋の多さ(世帯人数の多さ)、そして比較的高い年齢層に馴染みが深いことが影響していると考えられます。

「ウイスキー」は郊外の消費性向が低い

「ウイスキー」は、「発泡酒・ビール風アルコール飲料」「発泡酒・ビール風アルコール飲料」と逆で、郊外の消費性向が平均に比べて低くなります。
都心部を含めた中心部の消費性向は平均とほぼ同等と言えます。

「ワイン」は都心部の消費性向が顕著に高い

最も顕著にエリア特性が出たのが「ワイン」で、都心部に強いプラス傾向が出ており、郊外は逆にマイナスに強く振れています。
居住者プロファイリング別の「ワイン消費性向INDEX」を見ると、「近郊富裕層」「下町富裕層」「新興富裕層」「都会のセレブ」といった都心富裕層型のプロファイルのスコアが特にプラスになっています。 これらのプロファイリングは、年収・貯蓄特性は高めで、世帯人数は少なく、借家・マンション住まい特性が高いことから、富裕度に加えワインというカテゴリが持つブランドイメージも消費に影響を及ぼしていることがうかがえます。

ワインの消費性向が高い 駅沿線 BEST10

続いて、駅単位でお酒の消費性向に違いが出るかを見てみましょう。

居住者プロファイリング別の品目別年間世帯単価に世帯数を掛けて品目別の年間消費金額を算出、
それを各駅1kmの商圏単位で集計し、駅平均を1とした時の消費性向INDEXを求めました。
ランキングでは、中規模以上(乗降人員5万人以上)のみを表示しています。

今回は、都心部で顕著に消費性向が高かったワインのランキングのみを紹介します。

先程のプロファイル分析では、ワインの消費性向が高いのは、「都心富裕層型」に属するプロファイルということが明らかになりました。
ワインの消費性向駅ランキングでそれらのプロファイル比率はどうなっているのでしょうか?

No. 駅名称 INDEX 参考
ワイン
消費性向index
世帯数 比率の高い居住者プロファイリング
1 吉祥寺 1.082 21,816 都会のセレブ(55.5%)下町富裕層(43.3%)
2 荻窪 1.081 33,213 都会のセレブ(75.9%)下町富裕層(23.7%)
3 西荻窪 1.080 29,665 都会のセレブ(69.3%)下町富裕層(28.7%)
4 阿佐ヶ谷 1.079 39,415 都会のセレブ(92.1%)下町富裕層(7.9%)
5 明大前 1.078 31,662 都会のセレブ(95.9%)下町富裕層(4.1%)
6 新宿 1.078 17,437 都会のセレブ(97.9%)下町富裕層(2.1%)
7 新宿西口 1.078 23,215 都会のセレブ(98.4%)下町富裕層(1.6%)
8 西新宿 1.078 32,255 都会のセレブ(98.8%)下町富裕層(1.2%)
9 高円寺 1.078 45,610 都会のセレブ(98.9%)下町富裕層(1.1%)
10 新宿三丁目 1.078 21,114 都会のセレブ(98.5%)下町富裕層(1.5%)
  • 当社エリアマーケティングシステム「MACH」より統計データを集計
  • 各駅半径1kmを駅商圏とし、各路線が通る駅を結合した商圏を路線商圏として設定
  • 関東1都3県内に含まれる駅・路線の内、乗降人員が非公開または、ローカル路線・周辺人口が0の駅を除いたものを対象
  • 世帯数:国勢調査2010
  • 消費データ:推計消費支出2010
  • エリアプロファイル:居住者プロファイリングデータ2010

1位になったのはJR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅

居住者プロファイリングの構成比では、「都会のセレブ(55.5%)」「下町富裕層(43.3%)」と、ワイン消費性向が特に高いプロファイルがほとんどを占めています。
吉祥寺駅は、住みたい街ランキングでも長期にわたって上位に入っており、若者たちに人気の街ですが、
合わせて歴史のある住宅街ということもあり、下町富裕層もバランスよく居住している地域であることがデータから見て取れます。

2位~4位には荻窪駅、西荻窪駅、阿佐ヶ谷駅がランクイン

こちらの3駅も人気のJR中央線ということで、「都会のセレブ」と「下町富裕層」で構成される地域となっています。
吉祥寺に近接する駅でもありますが、「都会のセレブ」の比率がこちらの3駅の方が高くなります。

5位~10位には新宿に近接する住宅地エリアがランクイン

こちらのプロファイリングでは「都会のセレブ」の占める比率が上位に比べ高くなっています。
なお、BEST10に入った駅はどこも東京の西側。新宿からアクセスしやすい地域です。
皆さんのイメージしていたものと比較的近い結果となったのではないでしょうか。

ワインの消費性向が低い 駅沿線 BEST10

No. 駅名称 INDEX 参考
ワイン
消費性向index
世帯数 比率の高い居住者プロファイリング
1 鎌倉 0.789 7,066 田舎での隠居暮らし(69.4%)豊かな田園暮らし(17.8%)近郊富裕層(12.8%)
2 堀ノ内 0.821 9,271 豊かな田園暮らし(43.4%)田舎での隠居暮らし(24.2%)近郊富裕層(14.9%)
3 久喜 0.841 9,758 豊かな田園暮らし(41.3%)近郊富裕層(22.0%)近郊ニューファミリー(高所得)(13.0%)
4 東武動物公園 0.842 6,897 近郊富裕層(25.9%)豊かな田園暮らし(23.4%)念願のマイホーム(16.5%)
5 勝田台 0.852 9,248 豊かな田園暮らし(29.0%)近郊富裕層(12.8%)念願のマイホーム(12.3%)
6 港南台 0.854 13,337 豊かな田園暮らし(41.1%)都市型低所得層(20.6%)近郊ニューファミリー(高所得)(12.0%)
7 桶川 0.864 11,715 近郊富裕層(34.5%)豊かな田園暮らし(26.2%)念願のマイホーム(14.9%)
8 秋津 0.867 11,786 近郊富裕層(41.4%)豊かな田園暮らし(20.6%)念願のマイホーム(10.5%)
9 北越谷 0.870 13,370 念願のマイホーム(27.4%)近郊富裕層(22.8%)新興富裕層(21.6%)
10 ふじみ野 0.876 14,676 インテリタウン(32.4%)近郊ニューファミリー(高所得)(18.2%)念願のマイホーム(15.4%)

1位になったのはJR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅

鎌倉というと、一般的には静かな環境を好む富裕層の居住地というイメージですが、プロファイリングからも、「田舎での隠居暮らし(69.4%)」「豊かな田園暮らし(17.8%)」「近郊富裕層(12.8%)」で構成されていることがわかります。
今回の結果から、ワインの消費性向が低いとされる「田舎での隠居暮らし」「豊かな田園暮らし」というプロファイルが多く住むことがワイン消費性向が低くなる要因と考えられます。
鎌倉=セレブ つまり『ワインの消費性向が高いのでは?』というイメージとは逆の結果になりました。

2位には京王線堀之内駅・3位以下は郊外の駅がランクイン

こちらの駅は杉並区にある京王線の駅となります。
構成は、鎌倉と似た傾向にあります。ワイン消費性向の高い地域である新宿西部に位置していますが、堀之内駅周辺に居住されている方は吉祥寺や荻窪といった街とは正反対の構成となっている興味深い結果となりました。
3位以下には郊外の駅がランクインしています。
ワインは都市中心部が強く郊外が弱いという傾向がこちらのランキングでも結果として表れております。

ワインの消費性向が高い 路線沿線 BEST10

同じく、ワインの消費性向の路線ランキングを見てみましょう。

ワインの消費性向INDEXが高い路線沿線ランキング

No. 路線名称 INDEX 参考
ワイン
消費性向index
世帯数 比率の高い居住者プロファイリング
1 メトロ丸ノ内線 1.069 426,031 都会のセレブ(80.2%)下町富裕層(9.2%)
2 メトロ銀座線 1.064 143,927 都会のセレブ(61.4%)下町富裕層(20.8%)新興富裕層(14.3%)
3 JR山手線 1.064 465,788 都会のセレブ(69.0%)新興富裕層(14.2%)下町富裕層(13.8%)
4 京王井の頭線 1.062 207,934 都会のセレブ(57.7%)下町富裕層(25.7%)新興富裕層(10.0%)
5 東急世田谷線 1.060 127,289 都会のセレブ(71.3%)新興富裕層(22.4%)
6 東急目黒線 1.053 224,059 都会のセレブ(48.4%)新興富裕層(27.0%)下町富裕層(18.6%)
7 都営大江戸線 1.049 591,339 都会のセレブ(64.4%)新興富裕層(17.3%)
8 メトロ日比谷線 1.048 267,661 都会のセレブ(49.7%)下町富裕層(25.5%)新興富裕層(11.6%)
9 都営浅草線 1.046 299,323 都会のセレブ(45.2%)新興富裕層(30.7%)下町富裕層(15.6%)
10 東急大井町線 1.043 237,031 新興富裕層(38.1%)都会のセレブ(36.6%)下町富裕層(18.0%)
  • 当社エリアマーケティングシステム「MACH」より統計データを集計
  • 各駅半径1kmを駅商圏とし、各路線が通る駅を結合した商圏を路線商圏として設定
  • 関東1都3県内に含まれる駅・路線の内、乗降人員が非公開または、ローカル路線・周辺人口が0の駅を除いたものを対象
  • 世帯数:国勢調査2010
  • 消費データ:推計消費支出2010
  • エリアプロファイル:居住者プロファイリングデータ2010

1位~3位は都心部を走る東京メトロ丸の内線、銀座線、JR山手線がランクイン

こちらの沿線は「都会のセレブ」の比率が高いことからランクインしています。
1位の丸ノ内線は、駅ランキングBEST10のうち4駅がその沿線駅、その他2駅についても近接しています。

4位以下にも都心部を走る路線がランクイン

こちらの路線も「都会のセレブ」比率が高い沿線です。

ワインの消費性向が低い 路線沿線 BEST10

では、ワインの消費傾向の低い路線のランキングはどうなるのでしょうか。

ワインの消費性向INDEXが低い路線沿線ランキング

No. 路線名称 INDEX 参考
ワイン
消費性向index
世帯数 比率の高い居住者プロファイリング
1 JR相模線 0.817 115,017 近郊ニューファミリー(高所得)(25.2%)ガテン系ニューファミリー(23.2%)
近郊富裕層(12.6%)
2 東武野田線 0.873 276,159 豊かな田園暮らし(20.6%)近郊富裕層(17.8%)
近郊ニューファミリー(高所得)(15.7%)
3 京成北総線 0.884 86,340 近郊富裕層(25.9%)近郊ニューファミリー(高所得)(14.7%)
豊かな田園暮らし(12.8%)
4 相鉄線全線 0.927 253,998 近郊富裕層(27.7%)近郊ニューファミリー(高所得)(19.7%)
新興富裕層(14.2%)
5 JR武蔵野線 0.936 311,403 近郊富裕層(25.4%)新興富裕層(20.0%)
近郊ニューファミリー(高所得)(14.2%)
6 JR京葉線 0.955 152,205 都会のセレブ(18.6%)インテリタウン(15.4%)近郊富裕層(14.4%)
7 東武東上線 0.957 490,465 新興富裕層(20.4%)都会のセレブ(19.7%)近郊富裕層(18.2%)
8 京急線群 0.960 739,552 新興富裕層(23.5%)近郊富裕層(21.6%)都会のセレブ(16.0%)
9 京成京成線 0.966 695,333 近郊富裕層(28.4%)新興富裕層(16.5%)下町富裕層(13.8%)
10 JR横浜線 0.969 270,074 近郊富裕層(22.4%)近郊ニューファミリー(高所得)(14.3%)

1位はJR相模線

JR相模線は、神奈川県の茅ヶ崎と橋本を結ぶ郊外型の路線です。
近年は沿線の開発も進み、海老名駅に大型のショッピングセンターがあるなど利便性の高い路線となっています。
居住者のプロファイリングでは、「近郊ニューファミリー高所得(25.2%)」「ガテン系ニューファミリー(23.2%)」「近郊富裕層(12.6%)」で構成されており若い層の居住が多い地域を結んでいます。

2位には東武野田線

埼玉県の大宮と千葉県の柏を経由し、船橋までを結ぶ郊外型の路線です。
1位のJR相模線同様沿線開発の進む路線ですが居住者のプロファイリングでは、
「豊かな田舎暮らし(20.6%)」「近郊富裕層(17.8%)「近郊ニューファミリー高所得(15.7%))となっており、相模線とは異なる構成となっております。

3位京成北総線、4位相鉄全線

「近郊富裕層」と「ニューファミリー」が多く居住する路線です。
5以下も都心と郊外を結ぶ路線がランクインしました。

プロファイル分析通り、
ワインは都市中心部が強く郊外が弱いという傾向が路線のランキングでも結果として表れております。

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